FXで勝てない理由をもう一度考えてみよう

必勝の法則はどこにある?

日本で個人によるFX(外国為替証拠金取引)が可能になったのは1998年。それから約20年が経過し、インターネットの拡大とともに個人トレーダーを爆発的に増やしました。現在でこそ投資といえば仮想通貨といわれ、ひところの人気は落ち着いた感があります。

よくFXにおいて勝ち組は1割といわれ、安定して儲け続けている人はごく少数と推測されています。大半の方が市場の肥やしとなって、資金を呑み込まれているわけですが、なぜ勝てないのでしょうか?

「なんとなくエントリーしている」
「損切りができない」
「もうちょっと利を伸ばしたいと耐えていたら反転した」
「利が乗ると恐くなって利益確定してしまう」

などなど、理由はさまざまでしょう。立て続けに負けると人は「次こそは」と心に秘めて、書店やネットをめぐり、血眼になって、勝てる方法を探し続けます。そこでようやく「これだ!」というモノにめぐりあっても、それは一時。いずれ、また負け続けてしまいますよね

はっきりしているのは一つ。「絶対の必勝法」というのはこの世に存在しません。ですから、必勝法を探すのは「聖杯」を探すのと同様に不毛なことだと思います。

「え、でも儲け続けている人がいますよ」

反論の声が聞こえてきそうですが、それは運と確率で説明できます。儲け続けている人は必勝法で儲けているわけではありません。運が良ければ100戦でも10000戦でも勝ち続けることはありえます。ですがそれは所詮、運です。

勝ち続けている人とは、常に確率の高い方を選択して勝利し、たとえ負けるにしても被害を最小限に食い止める手立てを知っています。重要なのは「勝つため」ではなく、「負けないため」なのではないかなと思います。

投資の絶対法則=お金を減らさない

お金
私が考える投資で生き残るための王道は一つです。「資金を減らさない」。それだけです。当たり前のことかもしれませんが、意外と徹底されていません。実は、ウォーレンバフェットの投資ルールもたったの二つ。
ルール①:絶対にお金を損してはならない。
ルール②:第一のルールを忘れてはならない。
というものです。
もちろん、トレード1回毎に資金を減らすな、ではありません。それは神業です。

スキャルピングであれば時間単位、デイトレードであれば日単位、スイングトレードであれば週ないし月単位、ポジショントレードであれば月ないし年単位で、それぞれで決算として締めることです。ポジションを持ち越すのであれば、収益がマイナスにならない位置にストップを置き、利益確定してください。(税金の関係もあるので年単位をおすすめしますが)

その過程で、大きな勝ちを逃がしたり、負けが続いたりしても、一喜一憂することはないでしょう、1月1日に始めて12月31日に1円でも増えていれば「勝ち」です。そういう視点を持つと、損切りは恐くなくなります。むしろ、傷口を拡げないため進んで損切りするようになります。1回1回のトレードの勝敗に気持ちを揺り動かされず、決められた期間で資金をプラスにすることを心掛けてみてはいかがでしょうか。適切な損切りが苦痛なく処理できるようになれば、生存確率が高くなるのではないかと思います。

一日を無駄にしない思考性が求められる

勝とうと勝とうと必死になれば、欲望がでます。欲が出ると正常な判断ができなくなります。勝負の世界で冷静さを見失ってしまうと、その末路は明かです。ですが「投資=お金を増やしたい」という欲を持ちながら、「1回ごとの勝負では欲を捨てる」というのは矛盾しています。では、どういう心構えを持てばいいのでしょうか。

野球
野球で考えてみましょう。リードしている試合は勝てるように努力します。当然ですね。
では、リードされ負けている試合、これも逆転できるように努力しますが、ここでは見極めが大切です。逆転したいからと焦る余りにリリーフにエース級を注ぎ込み、代打には負傷している選手であってもじゃんじゃん送り込みます。それでは勝てても明日以降の選手の組み立てがメチャクチャですよね。しかも、それだけ選手を投入しながらも、逆転に失敗して試合を落としてしまうのでは目も当てられません。

もうダメだと見切ったら撤退することに全力を注ぎましょう。よく敗戦処理投手といって若手がマウンドに送られることがあります。この時、名監督は本当に処理だけを託しているわけではありません。この投手が腐らず、きちんと追加点を許さない投球をするかどうか、その心構えを見ているのわけですよね。

負け試合でもただ負けはしない。何かを得る。そういう思考がトータルで勝つ、つまり最終的な優勝をたぐり寄せてくると思います。

自分が信じる強固なロジックを持つこと

投資の世界ではよく「損小利大」が原則と言われます。それは仮に「1勝9敗」でも、9回の損は極力小さくして、1回の勝ちを極大にすればいいという考え方です。この考え方を否定はしません。

否定はしませんが、実践するのは難儀なことです。たとえば、資金100万円、含み損1%のマイナス1万円で損切りするとしましょう。ここで9敗して1勝というパタンを検証してみると、9回連続で負けて10回目に収益をプラスにするには、1回の勝ちで9万1円を儲ける必要がありますよね。しかも、原資を回復しただけで実質の儲けは1円です。

加えて、資金の目減りは保有ロット数減少も意味します。建玉が少ない上に大きな利を得るには時間が掛かります。極端ではありますが、上記条件で50万円で1枚とします。すると最初は2枚ですが、10回目の時、ロットは1枚ですね。1枚で9万1円を得るには約9円の値動きが必要です。為替が9円近い動きを見せるのに何ヶ月かかりますか?

1勝9敗が語る真実は、実は9敗することを許してはいません。
「そのぐらいの勝率でも儲け続けられるロジックを持て」
「そのロジックは確実に遂行せよ」
ということです。戦略・戦術の重要性を説いているだけだと思います。

勝つよりも負けない戦略を重視して、1取引の損益に拘泥するのではなく、トータルでプラスにする。手法をころころ変えなくてもいいように慎重に選択したロジックでそれを貫く。こうした姿勢の積み重ねがFXで儲けていくための王道ではないかと思います。

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