FX、株、仮想通貨…すべてでデモトレードは必要ですよ

焦っていきなり「リアルトレード」しても勝てるわけない

「デモなんてかったることやってられない!すぐリアルトレードだ!」。証券会社やFX業者などに口座を開設するとすぐ入金してトレードしてみたくなりますね。これは「儲けるチャンスを逃してたまるか!」という機会損失を回避しようという心理行動の現れですが、リアルトレードはちょっと待ちましょう。まずはデモが鉄則ですよ。

デモトレードをしても何の意味もないという意見を聞くこともありますが、私は大いに反対します。デモトレードは基本のき、とても大切です。一番大きな理由はトレードツールの特製や注文手法などのトレード環境を「肌感覚で覚える」ことにあります。各業者のトレードツールは発注機能を搭載しているだけでなく、経済ニュースが流れたり、口座の資金管理を確認したり、取引履歴を確認できたりと実に多彩です。トレードツールはどこをどう操作すればどんなことができるのか、マニュアルを見ないでも操作できるようにしておくべきだと思います。

地震
たとえば、2011年3月11日に起きた東日本大震災のような大災害発生時、現金を業者口座においたまま、あるいは売り買いのポジションをもったままというのは適切でしょうか?災害発生直後はまず命を優先する行動を取るのは当たり前としても、その次にとるべき行動として財産の保全も重要です。そんなとき、まごつかずにポジションを決済し、予約注文を解除し、現金を払い出す手続きをどれだけスピーディーにこなすことができるかどうか、が肝になるんです。緊急事態ほどマニュアルを呼んでいる暇なんてありません。気持ちも動転しています。そんな状況下でも淡々と処理できるようにトレードツールは自分の手足のごとく扱えるようになっておくことが必要だと思います。

いろいろな注文方法を試してみて

次に、注文区分の違いを理解しておくためにデモで全注文方法を試しておくのも大切です。単純な買いと売りだけではなく、指し値、逆指し値、OCO、IFDONE、IFDONEOCO、予約注文、トレイル注文、連続(リピート)注文、指定時間発注などなど、各業者は工夫を凝らしてさまざまな注文区分を用意しています。これらの違いを実際に手を動かして注文しておくことで違いを理解しておいたほうがいいと思います。

「複雑な注文はしないから関係ないし」なんて言わないでくださいね。たとえば、ユーロドル(EURUSD)を買ったとしましょう。そのポジションから片時も目を離さないでいられますでしょうか。トレードがスキャルピング主体で、パソコンにずっと張り付いているというならばいいかもしれませんが、トイレや食事、買い物、風呂、学校、仕事などで離れるというならば注意が必要です。FXでは、政変や要人発言、為替介入などで不意にレートが100pips程度動くことはままあります。出社前にEURUSDの上昇を確認して「やった含み益でてる!」と喜んでいても、仕事から帰ってきたら、一転含み損になっていたり、業者規定によるロスカットを食らってしまったりして愕然としてしまう可能性はないとはいえません。実際、リーマンショックのころは1日で500pips動くようなこともありました。

乱高下
せめてポジションを持っているであれば、ストップロス注文は入れてからパソコンを離れましょう。この場合のストップロスは一般的な損切りとは別の緊急時対応の保険のようなもので、ぎりぎりで資産を守るための注文です。なぜこれが必要かというと、海外では預け入れている証拠金以上の損害は発生しない「ゼロカット」と呼ばれる仕組みを採り入れている業者もありますが、業者によっては「瞬間的にレートが飛んだ場合、証拠金以上の損害を被る」ことがありえるからです。100万円を原資にトレードしていても、急騰急落によりレートが飛んでしまいロスカットが発動せず、100万円がなくなるだけではなく、追証としてさらに支払いが必要になることもありえます。どの注文がどういう意味なのか、急変時にもパニックにならず対応できるよう、デモを活用してぜひ身を持って体験しておきましょう。

まずは誰もが使いやすいMT4から

デモトレードをしてみる際は自分がメインで使う取引所や業者のサービスを使うのが一番ふさわしいと思いますが、チャートをテクニカルに分析したいというのであれば、世界的に有名なMetaTrader4(MT4)が一番自由度が高くおすすめです。後継バージョンのMT5もありますが、MT4自体まだまだ現役のプラットフォームとして活躍しており、テクニカルに用いるインディケーターも日々新しいのが増えていっています。分析ツールとしては秀でた人気があるのでMT4をマスターしておけば、投資戦略を立てるのに大きなメリットとなるでしょう。

まとめとして、デモトレードをしておくことの重要な意味を挙げますが、究極的には「デモトレードをすることで誤発注や操作ミスをしない」ことにあります。トレード自体で勝ったり負けたりというのは日常茶飯事ですが、「売りと買いを間違えて含み益だと思っていたら含み損になっていた」「指し値と逆指し値を間違えて、意図しないポジションを大量に抱えてしまった」というのは笑えない操作ミスです。最近ではスマートフォンを使ったトレードも増えてきていますが、スマホでも同じこと。実害のでないデモを通じ、扱いに慣れておくことで無用な損失を減らし、利益を着実なものにしていくことが大事だと思います。

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