FX業者から嫌われるトレーダーって?

FX業者だって人の子だ(笑)

FX業者も企業なので、儲けを出してナンボの世界です。
なので、顧客となるトレーダーは1人でも多いのに越したことはないのですが、そんな業者からも嫌われるトレーダーというのは少なからず存在します。
サポートセンターにクレームの電話をガンガンかける人?
いえいえ、それも嫌われるかもしれませんが、(笑)一番嫌われるのは「儲けすぎるトレーダー」なんです。

FX業者は一般にいわれる「のみ行為」(顧客の注文を市場に流さず業者自身が取引相手となって成立させる行為)が例外的に許されている金融業者で、店頭取引のFX業者であれば、大なり小なり顧客の注文はのんでいるといわれます。
FXでの、のみ行為自体は顧客にメリットをもたらす側面もある(注文ロットが少なくても取引に応じてくれる、急変時にも約定拒否をしない、スプレッドを小さくするなど)ので、一概に悪とはいいきれませんが、実はこの部分にこそ「儲けすぎるトレーダー」が嫌われる要素がひそんでいます。

実は、トレーダーが儲けすぎると、それは、その分、注文をのんでいるFX業者が損をすることを意味します。
ある程度の儲けであれば問題ありません。
大乗の法則により、トレーダーが取引をすればするほど、勝率は一定のレンジに収まってきます。
「常に勝ち続ける」というトレーダーが厄介者なのです。
では、常に勝つトレーダーというのが存在するかという点になりますが、通常の取引で常に勝つというのは100%無理です。
儲けすぎるトレーダーは何らかの方法でゆがみを見いだし、FX業者の儲けを確実に減らしていきます。

どんな方法で勝ち続けるのか

何らかの方法というのが気になる部分だと思いますが。
ひとつ指摘されている手法は「高速のスキャルピング」です。
ヘッジファンドが1000分の1秒単位でトレードするフラッシュトレードを取り入れているのは有名ですが、彼らはロット数も大きく、独自サーバーでトレードをしている上得意様なので問題はないのですが、個人のトレーダーがプログラムを使って、高速取引を仕掛けるとFX業者から警告を受けたり、最悪の場合、取引停止措置を食らうこともありえます。

なぜ高速スキャルピングを禁じているかというと、FX業者のカバーが追いつかない、サーバーに過度な負担がかかるといった理由が挙げられます。
多くの店頭取引FX業者では、顧客の注文に対し、ディーラーが差配するDD(ディーリング・デスク」という方式を採用していますから、スキャルピングをされると、のんでいい注文なのか、カバー先金融機関に流した方がいいのか判断する時間がとれないからです。

さらに嫌われる常勝トレーダー

さらに、スキャルピングと並んでFX業者に嫌われる常勝トレーダーが取っている手法に「アービトラージ」(裁定取引)といわれるちょっと特殊な取引もあります。
アービトラージとは同一商品に対して異なる価格がついたときに割高な方を売って、割安な方を買って、価格が同じになった瞬間に両方決済して価格差分を儲けるという手法です。
応用がさまざま可能であり、確実な儲けを手にできる手法なので、好んで取り組んでいる愛好家も少なくありませんが、そもそも、同じ商品に二重の価格がつくタイミング自体がまれで常時監視を続けるのは難しい面もありますので、万人向けではないかもしれません。

アービトラージの例としては、通貨ペアの相関関係を調べ、豪ドル円とNZ円などそっくりな動きをする通貨ペアで同時売買を仕掛けたり、スワップポイントが業者間で異なるのを計算して、同じ通貨ペアでもA業者で買い、B業者で売りを仕掛けてプラスになるようにしたりするケースがあります。
また、以前は業者のプログラムの脆弱性をついて、A業者とB業者で異なる価格がついた瞬間に同時に売り買い両建てで差額をかすめ取る手法もありましたが、プログラムが改修されたり、儲けすぎるトレーダーとして認知されたために取引停止処分を食らってしまった例もあります。

じゃあ、どうしたらよいんだろうか

もっとも、金融庁による規制が厳しくなってきており、以前ほどFX業者にうまみもなくなってきているといわれており、だいぶ業者側も淘汰され、儲けすぎるトレーダーに対しても向き合い方が変わってきているといわれます。
そのひとつにはプログラムを走らせてトレーダーのトレード結果を蓄積して分析して、儲けすぎるトレーダーの注文は市場に流して、スプレッド分で儲けをゲットし、下手なトレーダーの注文だけをのんで、スプレッドとトレード結果の差損を儲けとしてゲットしているともいわれます。

あくまでうわさなので確証はもてませんが、今後さらに規制が強まれば、FX業者はトレードが上手だろうが下手だろうが、とにかく顧客を囲い込まないと業者として生き残ることができなくなりますので、トレーダーの選別はより加速していくのではないかと思われます。
わたしたちトレーダーとしては取引で儲けることも大切ですが、FX業者がいなくなり取引の機会自体がなくってしまっても困ります。
適切に業者の取り分というのが手にできる環境を気にするというのも変な話ではありますが、業界全体の冷え込みも困るのでなんとも痛し痒しといえるかもしれませんね。

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